昭和の長野の暮らしを思い出して・・・

NPO法人寝たきり半分推進協議会 大岡研修所

2013年02月06日 20:52

寒い日が続いています。
ちょっと昔の長野の暮らしを思い出したので聞いてくださいね。

昔・・昭和40年代は各家庭を訪問しても、とても寒い部屋で暮らして
いたものでした。 余りに寒く、部屋の温度を見ると2℃というお宅が
あって、部屋に入ってもジャンパーが脱げない状態でした。
訪問先のお宅の家族もジャンパーを着ていました。
「どこかお出かけですか?」と尋ねると、「燃料がもったいないから」
勿論ストーブの火もついていません。防寒の為に家の中でジャンパー
を着ているとのこと。

その頃、県下で室温計測を10年意渡り実施しました。やはり、どの
お宅も室温が低く、20℃以上のお宅は余り無かったように記憶して
います。(部屋が広く、天井も高かったので)

皆さんのお宅はいかがですか?居間だけでなく、トイレ、浴室の脱衣所、
台所はいかがですか?
たかが室温と思うでしょうが、健康状態に影響する大切なことなのです。

温度差が激しいと、暖かい場所から寒い場所へ移動すると、血管が収縮
して血流が悪くなり心臓に負担がかかります。大変危険です!

20℃くらいが適温ではないでしょうか。また、暖房を使うときは加湿にも
気をつけたいですね。 
それから、1時間に1回5分を目安に、窓を15cmくらい必ず2箇所開けて
空気を入れ替えるといいですね。

室温が暖かいとジャンパーは要らないでしょう。厚手の上着1枚脱ぐこと
ができるかもしれませんね。身軽になれば足踏み、ストレッチ、軽い体操、
深呼吸・・・体を動かしやすくなります。
寒さで緊張している筋肉と心をリラックスさせて、まだ遠い長野の春を待
ちませんか。


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